立花隆のドキュメンタリーを見た。
がんを中心としたもの、世界のがん研究者の取材をしていた。
がんの研究者たちは、がんをちゃんと治療できるようになるのは50年後、100年後だろうと言っていた。これはかなり驚き。
あと10年くらいしたらがんの特効薬とかできるのかなとか、勝手に思ってた。
現在のがんの治療というのは、実は、70年代の頃とほとんど変わっていないらしい。
わかってきたのは思ったよりもがんというのはやっかいだということ。
がんが成長していく姿と、生命が成長していく姿ってすごく似ているらしい。
だから、これらを区別して攻撃するのは困難だとか。
とにかく、現代の医学の力では、末期の状態まで行ってしまうとどうしようもないというのが現状のようだ。
立花さんは、自分がもしそうなったとき、QOEを下げてまで抗がん剤治療をすることはないだろうというようなことを言っていた。
生き方とういうか死に方というか、そういうものを考えさせられる番組だった。
なんかうまく表現できてないけど、とても質の高い番組だった。テレビってくだらない番組も多いけど、こういうものが増えていけばいいなと思った。
0 件のコメント:
コメントを投稿