2010年1月6日水曜日

レンタルショップの店員

100円で借りれるのをいいことに年末にDVDを3本借りた。しかし、1本も見ることはなかった。しかも、いつもどおりギリギリまで返してないのでピンチ。

100円で借りて、延滞料金をがっつりとられるというのがいつものパターンである。

今日の朝10時までに返却すればまだなんとかなるので急いで向かった。

向かうと中の車内で、ラジオから10時のお知らせが聞こえる。まずい。

10時1分に店内入る。返却ボックスのふたがしまっている。

目の前にいたおばちゃんもギリギリに返却にきたようだった。店員と話していて、10時1分になったので延滞料金をとらせていただくという話をされている。

横にいた別の店員から「お待ちのお客様どうぞ」と言われた。ああ、おれも延滞料金をとられてしまうと思った。

その店員は時計に目をやった。時間は明らかに10時を過ぎていたが、
「10時に間に合っているので無料です」
といってくれた。

なんていい奴だ。ありがとう。この店員にならよろこんで延滞料金を払ってあげたい気分だ(笑)。その分またたくさん借りて恩返しをするよ、という気持ちになった。

こういう店員が実は売上を伸ばしているのではないかと思うできごとであった。

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