2010年4月24日土曜日

風の谷のナウシカ

最近ジブリのアニメをもう一度一通りみようかなと思っている。大人になった今もう一度見ると、子供のときとは違った発見があって面白い。

ということで今日はナウシカを見た。

ずっと昔に見たのでだいぶ記憶が薄れていたが、改めて見ると考えさせられることが多く、とてもいい映画だなと思った。

人間は害から自分たちを守るために森を焼き払おうとする。当然、生き物たちは怒ってに反撃出る。

しかし、オームを始めとする自然の生き物たちはもともと人間たちに危害を加えようと思ってわけじゃない。仲間を守るために戦っているだけだ。

人間は先に誰かに巨人兵を取られたらやばいと思って争わざるを得ない状況になっている。皆それぞれの正義のもとに戦う。

どこかやばい国が核を持ったらまずいから自分たちの国で先に核をつくる、みたいなそういう現実世界と似ているなと思った。

一見正義に思える戦う理由はいくらでもある。しかし、それでもやはり戦ってはいけない。戦いからは悲しみしか生まれない。

ナウシカのように、自分は相手の敵ではないことを伝え、戦わずに済む方法を探す。そういうのが大切だなと改めて思った。

現実の世界の中のいろんな国の人々は一体どんなことを考え、どんなことが起きているのだろう?人間同士が争わず、そして自然と共生していくにはどんな道があり、自分には一体何ができるのだろうかと考えさせられた。

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