2010年2月8日月曜日

ワンダー×ワンダー 世界記憶力選手権

世界記憶力選手権を取り上げている番組を見た。

トランプ1組分の並びをたった25秒くらいで覚えてしまったりする。とんでもない記憶力。

でもまあ、きっとそんな人たちが出てくるんだろうなと思っていたが、それよりも面白いのが記憶力のトップ争いをしている人の年齢が意外と高いこと。優勝していたベンさんは32歳だったし、最後まで優勝争いに絡んでいた人で48歳の人もいた。見た感じ10代の人たちも参加しているようだったが、もっと大人な人たちの人の方が強いというのが面白い。

優勝したベンさんは子供の頃は平均的な普通の子だったと言っていた。大人になってから練習して優れた記憶力を持つようになったのだという。記憶力という人間にとってかなり基礎的な部分でさえ、生まれつきの才能よりも練習量の方が大事なんだということを感じた。

記憶力で世界トップを争おうとしている奴らなんかなんか機械的な感じで人間味がない人たちが多そうだな、なんて勝手に思ってたら全然そんなことはなかった。みんな驚くほど人間くさかった。

また、記憶の仕方にはみなそれぞれの工夫を感じた。ベンさんは2枚のトランプをアニメのキャラクターに置き換えて記憶しているようだった。生まれつき人とは違った脳を持って生まれてくることが大事なのではなく、どういう脳の使い方をするのかが大事なのだ。

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