サークルのお手伝いをすることになっていたので急いで3曲分のステップを覚える必要があった。結構な量だったが割とすんなりと覚えることができた。
でも昔を思い返してみると、大学一年生の頃とかみんなで一緒に先輩から足型を習っているとき、特別覚えが良かったという気はしない。
ふと気付いたけど、先生の教え方と先輩の教え方は全く違うのだ。
先輩から習うときは最初から、ステップ、ヒール、トー、カウントなど詳細な部分も含めて習っていった。
森を見ずに木ばかり見ている状態である。
一方、先生が教えてくれる時は、細かいとこはいいからとりあえずついてこい的な感じでざっと一気に最後まで踊ってしまう。それから詳細な部分に触れていく。
まず、森を見てから木を見ていく。この方が圧倒的に覚えやすい。
よくよく考えてみるとこれは勉強でもよく言われていることで、まずさっと全体をやって、全体の感じをつかんでから詳細な部分を見ていくようにした方がよい。初めから詳細な部分を追いかけると、縄文時代マスターになるも江戸時代にたどりつかないという恐れがある。
やっぱりプロフェッショナルのダンサーは違うなと思う。教え方も一流なのだ。
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