みんなで夕食に行ったときにでた他の話題として、「宇宙旅行に行くチャンスがあったら行きたいか?」というのもがあった。
これも当然人によって意見が分かれたが、特に行きたいと思わない人が多かった。
当然皆宇宙に行ってみたい気持ちはある。宇宙から見た景色、無重力の体験は本当に素晴らしいものだと思う。しかし、宇宙旅行に行くにはものすごい金がかかるし、宇宙での滞在時間がほんの一瞬というのはなんとも微妙だということになった。
それならばその分のお金を使って世界一周旅行に行った方が楽しいだろうという人が多かった。
自分も小さい頃は宇宙に行ってみたいと思っていたが、今はそうでもない。
人類が初めて宇宙に飛び出したばかりのころや、月に行ったばかりのころだったら宇宙に行くというのはとても魅力的だ。
でも最近は宇宙に行く人がたくさんいて、そんなに珍しいものでもない感じになってきている。
飛行機がなかった時代を考えてみよう。空を飛ぶということはそれはそれは魅力的なことで、空を飛ぶことに人生をかけてもいいという気持ちになった人もたくさんいただろう。
現代のように飛行機が飛んであたり前の時代では事情が変わってくる。飛行機に乗って見た景色はなんともいいようがないほど素晴らしい。でも、飛行機が飛び始めたばかりの時代に比べたらずっと感動は小さいんだろうなと思う。
どこかに向かうという目的の途中で飛行機に乗るのであって、飛行機に乗ること自体を目的にしている人は少ないだろう。
飛行機に乗ることが普通になっていているように、宇宙に行くことも普通になってきているのかもしれないなと思った。
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